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  • 2025.11.11

    コラム

    いちご狩りの歴史と文化|日本の冬春を彩る体験型観光の魅力

    春の訪れとともに、多くの人々が農園を訪れる「いちご狩り」。採れたての完熟いちごを味わいながら、家族や友人と楽しい時間を過ごす。今では当たり前のように感じられるこの体験型観光は、どのようにして生まれ、日本の文化として定着していったのでしょうか。

    いちご狩りは単なるレジャーではありません。日本の農業技術の発展、観光産業の変遷、そして人々の余暇の過ごし方の変化が交差する場所です。この記事では、いちご狩りの歴史を紐解きながら、現代の私たちがなぜこの体験に惹かれるのかを探ります。

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    日本のいちご栽培の歴史

    いちごの伝来と初期の栽培

    いちごが日本に伝わったのは、江戸時代末期の1830年代と言われています。オランダ人によって長崎に持ち込まれたのが最初とされ、当初は「オランダいちご」と呼ばれていました。

    しかし、当時のいちごは現在のような大きくて甘い品種ではなく、小粒で酸味が強いものでした。また、栽培技術も確立されておらず、一部の好事家が珍しい植物として育てる程度でした。

    明治時代に入ると、欧米からさまざまな品種が導入され、本格的な栽培研究が始まります。1872年(明治5年)、新宿に果樹・野菜の試験拠点(内藤新宿試験場)が整備され、のちに福羽逸人らによりいちご育種も進展します。これが日本における近代的ないちご栽培の始まりとされています。

    大正〜昭和初期:商業栽培の始まり

    大正時代になると、いちごの商業栽培が本格化します。東京近郊や関西地方で栽培が広がり、都市部の市場に出荷されるようになりました。

    この時期、日本の気候や土壌に適した品種の開発も進みました。「福羽」という日本で初めて育成された品種が誕生し、国産いちご栽培の基礎が築かれます。

    昭和初期には、いちごは高級果物として位置づけられ、主に贈答用や特別な日のデザートとして消費されていました。一般家庭で気軽に食べられる果物ではなかったのです。

    戦後の発展:ハウス栽培の普及

    第二次世界大戦後、日本の農業技術は飛躍的に発展します。特に1950年代後半からのハウス栽培(施設園芸)の普及は、いちご栽培に革命をもたらしました。

    ハウス栽培により、冬から春にかけての長期間、安定していちごを生産できるようになりました。それまで春の短い期間しか楽しめなかったいちごが、12月から6月頃まで食べられるようになったのです。

    1957年に兵庫県で「宝交早生」が発表され、1960年代以降に全国普及します。病気に強く、多収で、味も良いこの品種は、いちご栽培の発展を後押ししました。

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    いちご狩り観光の誕生と発展

    観光農園という新しい形態

    いちご狩りという観光形態が生まれたのは、1960年代後半から1970年代にかけてです。高度経済成長期を迎えた日本では、人々の生活に余裕が生まれ、レジャーや観光への関心が高まっていました。

    当初、いちご農園の中には、出荷用のいちごを直売する「もぎ取り販売」を行うところがありました。これが発展して、農園内で自由にいちごを収穫して食べる「いちご狩り」というスタイルが確立されていきます。特に静岡・久能山では1966年に参拝客向けに農園を開放したことが「観光いちご狩りの発祥」とされ、現在の体験型農業観光の原型となりました。

    都市部から近い千葉県や神奈川県、静岡県などで観光いちご園が開園し始め、週末には多くの家族連れで賑わうようになりました。マイカーの普及も、いちご狩り人気を後押ししました。

    1980年代:ブームの到来

    1980年代に入ると、いちご狩りは全国的なブームとなります。テレビや雑誌でも頻繁に取り上げられ、「春のレジャーといえばいちご狩り」というイメージが定着していきました。

    この時期、各地で観光いちご園が次々と開園します。ただ収穫するだけでなく、練乳の提供や休憩スペースの設置など、サービスも充実していきました。

    また、地域の特産品としていちごをブランド化する動きも活発になります。各県がオリジナル品種を開発し、その土地ならではのいちご狩り体験を提供するようになりました。

    1990年代以降:多様化と高度化

    1990年代以降、いちご狩りはさらに多様化・高度化していきます。

    高設栽培の導入: 腰の高さでいちごを栽培する高設栽培が普及し、しゃがまずに収穫できるようになりました。これにより、高齢者や車椅子の方でも楽しめるバリアフリーないちご狩りが実現しました。

    品種の多様化: 各地で新品種の開発が進み、一つの農園で複数品種を食べ比べできるようになりました。福岡の「あまおう」、静岡の「紅ほっぺ」、栃木の「とちおとめ」など、地域を代表するブランドいちごが次々と誕生しました。

    体験の付加価値化: いちご狩りだけでなく、併設カフェでのスイーツ提供、いちごジャム作り体験、直売所での販売など、総合的なレジャー施設へと進化していきました。

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    地域文化としてのいちご狩り

    福岡とあまおうの物語

    福岡県は、全国有数のいちご産地として知られています。特に「あまおう」は、福岡を代表するブランドいちごとして、全国的な人気を誇ります。

    「あまおう」は、「あかい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字から名付けられました。2005年に品種登録されたこの品種は、福岡県のみで生産が許可されており、まさに福岡の宝です。なお、品種登録(育成者権)は2005年から2025年に満了しましたが、苗の持ち出し等への懸念も報じられており、ブランド維持への取り組みが続いています。

    久留米市周辺は、筑後平野の豊かな土壌と温暖な気候に恵まれ、古くからいちご栽培が盛んでした。1910年創業のフルトリエのような歴史ある農園も多く、代々受け継がれてきた栽培技術が今も活かされています。

    福岡のいちご狩りは、単なる観光ではなく、地域の農業文化を体験する機会でもあります。生産者の想いや栽培へのこだわりに触れることで、食べ物への感謝の気持ちも育まれます。

    各地の個性的ないちご文化

    日本各地で、その土地ならではのいちご文化が花開いています。

    栃木県: 「とちおとめ」で知られる日本最大のいちご生産県。いちご消費量も全国トップクラスで、県民にとっていちごは身近な存在です。

    静岡県: 「紅ほっぺ」発祥の地。温暖な気候を活かした早期出荷が特徴で、年末のいちごは静岡産が多く流通します。

    熊本県: 近年「ゆうべに」などの新品種で注目を集めています。阿蘇の伏流水を使った栽培など、地域の特性を活かしたいちご作りが行われています。

    それぞれの地域で、気候や土壌、歴史に根ざした独自のいちご文化が育まれているのです。

    いちご狩りの文化的意義

    「食育」としての価値

    いちご狩りは、優れた食育の機会でもあります。特に子供たちにとって、食べ物がどのように育ち、収穫されるかを体験することは、かけがえのない学びです。

    ハウスの中で、いちごが花から実になり、徐々に赤く色づいていく様子を観察できます。農家の方から栽培の苦労や工夫を聞くこともできます。こうした体験を通じて、食べ物への感謝の気持ちや、農業への理解が深まります。

    また、自分で収穫したいちごを食べるという行為は、「採れたての美味しさ」を知る絶好の機会です。スーパーで買ういちごとは明らかに違う、完熟した甘さと香りを体験することで、本当に美味しい食べ物とは何かを知ることができます。

    世代を超えた交流の場

    いちご狩りは、世代を超えた交流の場としても機能しています。おじいちゃん、おばあちゃんから孫まで、三世代で楽しめるレジャーとして人気があります。

    ハウスの中では、大人も子供も同じ目線で楽しめます。高設栽培なら車椅子でも参加でき、体力に自信がない方でも無理なく楽しめます。

    家族の思い出作りの場として、いちご狩りは理想的です。写真を撮り、一緒に美味しいいちごを食べ、笑顔を共有する。そんなシンプルだけれど幸せな時間を過ごせる場所なのです。

    地域活性化とアグリツーリズム

    いちご狩りは、地域活性化の重要な要素でもあります。都市部からの観光客を呼び込み、地域経済を活性化させる役割を果たしています。

    近年注目される「アグリツーリズム(農業観光)」の代表例として、いちご狩りは成功事例とされています。農業と観光を融合させることで、新たな価値を生み出しているのです。

    農園直営のカフェや直売所も、地域の魅力発信の拠点となっています。採れたてのフルーツを使ったスイーツや、地元食材を使った料理は、その土地ならではの味わいです。

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    現代のいちご狩り:新しい価値の創造

    テクノロジーとの融合

    現代のいちご農園では、最新テクノロジーも活用されています。

    環境制御システム: ハウス内の温度、湿度、CO2濃度などを自動制御し、最適な栽培環境を維持します。これにより、安定した品質のいちごを長期間生産できるようになりました。

    WEB予約システム: かつては電話予約が主流でしたが、今では24時間いつでも予約できるオンラインシステムが普及しています。空き状況もリアルタイムで確認でき、便利になりました。

    SNSとの親和性: いちご狩りは「映える」体験として、SNSでも人気です。赤いいちごと緑の葉のコントラストは写真映えし、多くの人が思い出を共有しています。

    サステナビリティへの取り組み

    持続可能な農業への関心が高まる中、いちご農園でも環境に配慮した取り組みが進んでいます。

    減農薬・減化学肥料栽培、天敵を利用した害虫防除、再生可能エネルギーの活用など、環境負荷を減らす工夫が行われています。

    また、規格外品を加工品にしたり、カフェで活用したりすることで、フードロスを減らす取り組みも広がっています。

    インバウンド観光としてのいちご狩り

    近年、外国人観光客にもいちご狩りが人気です。特にアジアからの観光客にとって、日本のいちごの品質の高さは驚きをもって迎えられています。

    日本のいちごは、大粒で甘く、見た目も美しいと高く評価されています。いちご狩りという体験は、日本の農業技術の高さや、きめ細やかなサービスを知る機会にもなっています。

    多言語対応のパンフレットやスタッフ、決済方法の多様化など、インバウンド対応も進んでいます。いちご狩りは、国際的な文化交流の場にもなりつつあるのです。

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    フルトリエ:歴史と革新の融合

    110年の歴史を受け継ぐ

    久留米市のフルトリエは、1910年創業の中村果樹園が運営する農園です。110年以上にわたって受け継がれてきた果樹栽培の技術と、現代的な観光農園としてのサービスが融合した施設です。

    明治・大正・昭和・平成・令和と5つの時代を経て、4代にわたって守られてきた農園。その歴史は、まさに日本のいちご栽培の発展と重なります。

    先代から受け継いだ土づくりの技術、気候に応じた栽培管理のノウハウ、そして何より「美味しいフルーツを届けたい」という想い。これらが今も大切に守られています。

    現代に求められる施設へ

    一方で、フルトリエは常に進化し続けています。

    バリアフリー対応: 完全バリアフリー設計のハウスで、車椅子の方でも快適にいちご狩りを楽しめます。高設栽培により、しゃがむ必要もありません。

    ペットフレンドリー: 専用ハウスで愛犬と一緒にいちご狩りができる、全国でも珍しい取り組みを行っています。

    複数品種の提供: 紅ほっぺ、恋みのりなど複数品種を栽培し、食べ比べの楽しさを提供しています。時期や生育状況によっては、福岡のブランドいちご「あまおう」が楽しめる場合もあります。

    カフェ・直売所の充実: いちご狩りだけでなく、採れたてフルーツを使ったカフェメニューや、新鮮なフルーツの直売も行っています。

    地域と共に歩む

    フルトリエは、地域の文化や観光と連携しながら発展してきました。久留米ラーメンや成田山久留米分院、石橋文化センターなど、地域の他の観光資源と組み合わせた楽しみ方も提案しています。

    地元の学校の社会科見学や食育活動にも協力し、地域に根ざした農園として、次世代への教育にも貢献しています。

    いちご狩りの未来

    進化し続ける体験価値

    いちご狩りは、今後もさらに進化していくでしょう。

    パーソナライズされた体験: AIやデータ分析を活用し、来園者の好みに応じたおすすめ品種の提案や、最適な収穫場所のナビゲーションなども可能になるかもしれません。

    年間を通じた楽しみ: いちご以外のフルーツ狩りと組み合わせ、年間を通じて訪れられる農園が増えていくでしょう。

    教育プログラムの充実: 栽培体験や加工体験など、より深く学べるプログラムの充実も期待されます。

    持続可能な農業観光へ

    環境への配慮と経済性を両立させた、持続可能な農業観光の実現が求められています。

    地域の自然や文化と調和しながら、訪れる人々に喜びを提供し、農業の担い手も持続的に生活できる。そんなバランスの取れた形を目指す動きが広がっています。

    文化としての継承

    いちご狩りは、単なる流行ではなく、日本の春の文化として定着しました。これからも世代を超えて受け継がれ、多くの人々に喜びと学びを提供し続けるでしょう。

    採れたてのいちごの甘さと香り、家族や友人と過ごす楽しい時間、農業への感謝の気持ち。これらは時代が変わっても変わらない、いちご狩りの本質的な価値です。

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    まとめ:歴史から学び、未来へつなぐ

    いちご狩りの歴史を振り返ると、それは日本の近代化、農業技術の発展、そして人々の暮らしの変化と密接に結びついていることが分かります。

    江戸末期に伝来した小さな果実は、150年以上の歳月をかけて、日本の春を代表する文化となりました。多くの生産者や研究者の努力、そして何より、いちごを愛する人々の想いが、今日のいちご狩り文化を育んできたのです。

    いちご狩りの魅力:

    • 採れたての美味しさを味わえる特別な体験
    • 世代を超えて楽しめる家族の思い出作りの場
    • 食育と農業理解を深める学びの機会
    • 地域文化と触れ合える観光体験
    • 持続可能な農業を支える仕組み

    フルトリエのような110年の歴史を持つ農園では、過去から受け継がれた技術と、現代に求められる新しい価値創造が融合しています。紅ほっぺ、恋みのりなど複数品種の食べ比べができる50分間の体験は、歴史と革新の両方を味わえる時間です。

    この冬から春にかけて、ぜひいちご狩りを体験してみてください。そこには、150年以上の歴史と、未来への希望が詰まっています。採れたてのいちごの甘さとともに、日本の農業文化の深さを感じることができるはずです。

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    完全予約制で安心して楽しめます

    予約について

    いちごの成長状況により受入数が変動します

    フルトリエでは、園内のいちごの生育状況をスタッフが毎日チェックして予約枠を調整しています。そのため、せっかく予約してきたのに園内にいちごがない!という状況は避けられます。

    • いちごの成長具合:その日の実の状況で受入可能数が決まります
    • 団体ツアーとの調整:団体予約との兼ね合いで、希望の日時が取れないことも
    • 先着順の受付:人気の日程は早めに埋まる傾向があります
    💡 希望の日時で楽しむために、早めの予約をおすすめします

    フルトリエの特徴

    • 2〜3品種食べ比べ:紅ほっぺ、恋みのり、他
    • 50分間食べ放題:ゆったり楽しめる
    • 完全バリアフリー:車椅子・ベビーカーOK
    • ペット同伴可:愛犬用の専用ハウスをご案内
    • 併設カフェ:いちご狩り後もゆっくり過ごせる

    安心の予約・キャンセルシステム

    予定が変わっても大丈夫

    • 前日17時まで:WEBで簡単キャンセル(無料)
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